« 電子証明書 | メイン | 電話相談! »

捨てることの重要さ

「営業マンに、これがないとお客様に文句言われて困る、と言われるんです」

昨日、相談を受けたお客様の言葉。

製品数が多すぎる →  製造工程が複雑化 → 人件費が減らない

一方で、値下げ圧力+原材料費高騰により、粗利幅は減っている

「アイテム数減らして、工程単純化できませんか?」

という問いに対して、冒頭の回答。

それらはP.F.ドラッカー氏が「創造する経営者」の中で語っている
「製品の11類型」のどれなんだろう。

昨日の主力製品?
非生産的特殊製品?
独善的製品?

そういえば

うちの事務所で取っている加除式の図書、

スタッフ全員に
「絶対必要 必要 不要」
のチェックをっせたら、全員が「不要」としたものは一つもなかった。

しかし、明らかに誰も見ていないものは多い。

「いつか見るかもしれない」
「万一の時、なかったら困る」

そういう心理が「不要」としないんだろうな。

そういう人間心理も考慮して、

捨てるべきものは捨てていかないと、
新しいものが入ってこないから。

ドラッカー氏は「経営者の条件」の中でこうも言っている。

「生産的でなくなった過去のものに資源を投じてはならない」

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://koseyasushi.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/204

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年06月29日 11:39に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「電子証明書」です。

次の投稿は「電話相談!」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type