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第2の夕張!?

最近地元に大規模郊外店が来るとかいう話で、
「第2の夕張にするな!」という反対運動が起きています。

ちょっと待て!?

夕張は大規模郊外店のせいか?

私のお客様にも郊外店の影響を受ける方はいらっしゃるので、
来ないで済むならそれもそうだな~
とは思うのだけど、
ごちゃ混ぜの理屈はどうにも納得いきません。

と思っていると、別のスジから
「郊外店が来ると税収が島外に流出するから、財政破綻して夕張のようになる」
ということを声高に叫んでいる人がいる、という話を聞く。

う~ん。

法人税は国に。
法人県民税・事業税は事業所がある県に。
法人市民税は事業所がある市に。
消費税は国に。
地方消費税は国経由で県・市に。
固定資産税は市に。
従業員の所得税は国に。
従業員の住民税は住んでいる県・市に。

どこに流出するんだろ?

心配すべきは、
地元企業が圧迫され、廃業等に追い込まれる「空洞化」ではないだろうか。

もちろん、そこを心配している声もあるのだけど、
声が大きい人たちはちょっとずれているのかもしれない。

幕末の尊皇攘夷論の時に、
「今の国力で攘夷は無理だ」と徳川慶喜は判断したという。

やはり各企業が体力をつけないと・・・。

ということで、私自身も体力つけないと・・・。

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コメント (5)

横丁の靴や:

税理士K」さま、こんにちは。
ご無沙汰しています。

「第二の夕張」ですか??
大分飛躍した発想ですね。
確かに全国各地で大型モール進出の前に地元商店街空洞化が顕著になってきていますね。
商業者から見れば、大規模郊外店は悪以外の何者でもないのでしょうが、防ぎようがなければ、工夫するしかないですよね。
その中に入るか、違う土俵で戦うか。

時代が変わり、いろんな店の個性が問われる時代。
やりようによっては、それもひとつのチャンスと捉えれば・・・
なんて言っていると「裏切り者」と言われてしまうようで、なかなかに難しい問題です。

>横丁の靴や様
かなり飛躍していますよね。

デリケートな問題ですが、
やはり「変化へどう対応するか」は重要な問題ですね。

ほっとはーとやまだ:

なぜ大型店進出が第二の夕張・・・?

でも反応が出るだけ良いのかもしれませんよ。
当町に町外からホームセンターやスーパーが入ってきた時に、商工会経由の地元商店向け説明会に、参加したのがほんの少数・・・。役員ふくめて片手以内・・・・。
すでに体力を消費してしまっていたのです。

個人商店、個人職人から体力は消耗しています・・・。

そめもんや:

我が町にも 某大型商業施設の建設の話しが‥
どうなんでしょう
うちのような小さな商店街には影響はないんじゃないかと
個人的には思うのですが
それを懸念するより
せっかくたくさん集まる人達を
どうやってこっちまで来てもらうかということに
頭を使ったほうがいいと思っています
個人的に‥

>ほっとはーとやまだ様
なぜに?という感じですね。
反応が出ない、というのも困りますね。

2/10で、うちから一番近いスーパーが閉店しました。
時代の流れと思っていましたが、シャッターが下り
「長年のご愛顧に心から感謝します」
の貼紙を見たときは、様々な思いが去来してグッと来ました。

>そめもんや様
結局大規模店とどこで戦うか、ですかね。
どっちが商品数が多い?
どっちが安い?
という点で見るとやはり厳しいですよね。
どこで戦うか。
それは経営者が頭を絞って考えること、ですね。

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2007年02月09日 11:10に投稿されたエントリーのページです。

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