5月27日の日曜日、福岡経由羽田行きに乗った。
9時福江発だったのだけど、ANAシステム障害とのこと。
福江発が約15分遅れる。
福江空港の地上係員が手書きの搭乗券を発券。
乗り継ぎ便の発券はできないので、福岡でやって欲しい旨を伝えられる。
乗り継ぎ時間20分でできるのかな~、と不安。
手荷物を預けるところで、前の乗客が「20分遅れ」の旨を伝えられていた。
私には何の説明もなさそうだったので、
「20分遅れ?乗り継げるの?」
と聞くと、
「確認します」
その後、喫茶店でコーヒー飲んでいると、搭乗手続きをしてくれた女性がやってきた。
「お乗り継ぎが無理ですので、次便に切り替えていただけますか。」
で、手荷物の預り証も訂正。荷物は確実に次便に運ぶとのこと。
福岡空港へ到着。
思ったより早く、普通に乗り継げそうな感じだったので、地上係員に
「10時の便、乗り継げない?」と聞くと「あ、もう無理です」とひと言。
しかし、カウンターに行ってみると、その前の便もまだ離陸していない。
「10時の便はまだ出発しておりませんので、お乗り継ぎできます」
が、手荷物を次の便に変えていることを伝えると、
「では、次の便になります」
と発券し始める。
おいおい、と思って、
「それって何時になるの?」
と聞いても
「わかりません」と発券続けようとする。
もう一度確認すると、近くにいた先輩らしき人に相談。
戻ってくると
「次便が何時になるかわかりませんし、前の便に変更します。荷物も大丈夫です。」
結局、前の便も2時間近く遅れたのだけど、次便にしていたらいったい・・・。
皆一所懸命やっているのはわかるけど、システム化が進めば進むほど、障害に弱いね。
でも、ひとつ感心したこと。
全社的にシステム障害が起きたとはいえ、
大幅にダイヤが乱れ、遅れ・欠航が相次いだとはいえ、
私は2時間遅れで羽田に到着できた。
乗客・手荷物の管理を手作業で行ったということであるが、
果たしてうちの事務所のシステムがダウンした場合に対応できるのだろうか?
システムの中にアナログな部分を敢えて残しておく、
という考えが必要なのではないか、
そう深く考えさせられました。