第2の夕張!?
最近地元に大規模郊外店が来るとかいう話で、
「第2の夕張にするな!」という反対運動が起きています。
ちょっと待て!?
夕張は大規模郊外店のせいか?
私のお客様にも郊外店の影響を受ける方はいらっしゃるので、
来ないで済むならそれもそうだな~
とは思うのだけど、
ごちゃ混ぜの理屈はどうにも納得いきません。
と思っていると、別のスジから
「郊外店が来ると税収が島外に流出するから、財政破綻して夕張のようになる」
ということを声高に叫んでいる人がいる、という話を聞く。
う~ん。
法人税は国に。
法人県民税・事業税は事業所がある県に。
法人市民税は事業所がある市に。
消費税は国に。
地方消費税は国経由で県・市に。
固定資産税は市に。
従業員の所得税は国に。
従業員の住民税は住んでいる県・市に。
どこに流出するんだろ?
心配すべきは、
地元企業が圧迫され、廃業等に追い込まれる「空洞化」ではないだろうか。
もちろん、そこを心配している声もあるのだけど、
声が大きい人たちはちょっとずれているのかもしれない。
幕末の尊皇攘夷論の時に、
「今の国力で攘夷は無理だ」と徳川慶喜は判断したという。
やはり各企業が体力をつけないと・・・。
ということで、私自身も体力つけないと・・・。